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 エントラップメント(原題:Entrapment
   監 督 :ジョン・アミエル
   出 演 :ショーン・コネリー、キャサリン・ゼタ・ジョーンズ、
   ジャンル:アクション
   1999年  アメリカ




注)以下、ネタバレだらけです!

【あらすじ】
 美術品専門泥棒のマック(ショーン・コネリー)と、保険会社調査員・ジン・ベイカー(キャサリン・ゼタ・ジョーンズ)の騙しあい(??)

 保険会社は莫大な損害を与えるマックを罠にかけようとジンを派遣します。
 ジンは徐々にマックの信頼を得て、パートナーとして彼の懐に潜り込んでいきます。
 しかし彼女には秘密の計画があったのです。 
 最後の大仕事はジンが持ちかけた銀行からのデータ(現金相当)のダウンロード(盗み)でした。
 コンピュータはジンの担当でしたが、そこにたどり着くまでがマックの緻密な計画が必要だったのです。
 2000年問題で、コンピュータの時間合わせが必要だったわずかなスキを突いて計画を実行します、がしかし、計画は成功しますが、引き上げる時に失敗し警報を鳴らしてしまい、待ち構えていたSWAT等に追い詰められます。
 二人は明朝の再会を約して分かれて逃げますが、翌朝、ジンの前に現れたマックはFBIと一緒でした。
 以前にFBIに捕まったマックは、疑わしいが証拠が無いジンの逮捕に協力する事を約束していたのでした。


【感想】
 入念な下調べをし、秒刻みの潜入は見ていてこちらも息が詰ります。
 エントラップメントって、「罠にかける」「おとり捜査」という意味らしいですね。
 本当は一体誰が誰を罠にかけたのか、私には判断がむずかしい … 。
 マックはもう一つ、こっそり取引をしていたのです。




約40歳差の主役と準主役。
マックはこっそり自分の銃をジンに渡し自分を人質にしてこの場を逃れる様に言います。
泣きながら従うジン!

 私は、歳を取ったショーン・コネリーのファンなのでエコヒイキがあるかもしれませんが、 こんな歳になってもこんな美人にもてるなんて羨ましいですね〜!
 でも、この映画はゴールデンラズベリー賞にノミネートされたみたいです。

 彼は、翌年に「ナイト」の称号を授けられています。


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